健康寿命延伸目指し高齢期の食考える

健康寿命を延ばして要介護状態へのリスクを減らそうと、高齢期の食について考える催しが12月10日に開催されました。

「高齢期の食を考えるつどい」と題した催しは、高齢期を元気に生き生きと過ごすため低栄養予防を目指して佐渡市が主催したもので、会場には1日に必要な栄養が一目でわかるブースや個別の相談ブースなどが設けられました。
講演では、佐渡総合病院の親松学医師より「高齢期の食~健康増進と栄養の話~」と題した講演が行われました。
親松さんは、高齢者における健康寿命への挑戦は、虚弱状態(フレイル)との戦いであり、フレイルの段階で介入して要介護になるのを食い止めることが重要であるとしました。

そして、健康の要素とは、体の健康状態の身体面、心の健康である精神面、人との繋がりや社会参加で得られる社会面の3要素があるとして、その中でも体の健康に重要な筋力をつけるには、トレーニングと栄養の摂取を組み合わせることが重要だとしました。
講演の後には、低栄養を予防し健康寿命の延伸を目指す食事の開発を目的に募集した「元気100歳いいねかっちゃ弁当」コンテストの表彰式が行われました。
応募があった35作品の中から最優秀賞に選ばれたのは、佐渡市健康推進協議会畑野支部の「元気源気★生き活き弁当」です。

身近な食材を使い、手軽に作れる料理で栄養が取れるよう工夫され、食事に不足しがちな海藻である海苔を使い、佐渡の金山を表現して世界遺産登録への願いも込められています。
そのほか、佐渡市町賞に健康推進協議会のチーム赤泊②、優秀賞に佐渡総合高校のチーム笑顔な高齢者、元気いきいき塾のチームらんまんファイトが表彰を受けました。
この日は、受賞したチームのレシピが配布されたほか、最優秀賞を受賞した弁当のおかずが試食として参加者に配られるなど、参加者は高齢期を元気で過ごすための食について意識を高めていました。

また、当日は、理学療法士による効果的な「ちょこっと運動」が紹介され、参加者は楽しく体を動かすことにも取り組んでいました。
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