佐渡産 養殖サクラマス水揚げ始まる

両津地区の和木沖で養殖しているサクラマスの本格的な水揚げ作業が始まりました。

2016年に両津湾でのギンザケ養殖を事業化した弓ヶ浜水産は、2018年にはサクラマスの水揚げをはじめ今年で6年目を迎えます。

今年は海水温が1~2℃高かったことから、魚の運動量が増え餌をよく食べたことから生育も順調で昨年に比べ平均で500gを大きく、およそ2.1kgまでに育っています。
水揚げは今月10日から始まり、今日は4.5t、2,500匹のサクラマスが鮮度を保つため、すぐに活〆されていました。
サクラマスは、ギンザケなど他のサーモンと比べ、薄いピンク色の身と上品な脂が特徴で、弓ヶ浜水産では食べた人が満開の笑顔になることを願い「佐渡満開さくらます」として県内をはじめ首都圏や北海道を中心に出荷しています。
弓ヶ浜水産では佐渡での鮭の養殖が定着し、県内外からの注文が好調でサクラマスは、60tの水揚げを見込んでいます。
なお、養殖サクラマスの水揚げは、今月27日までで、サクラマスの水揚げ後の5月初旬から6月中旬までは、ギンザケの水揚げが行われ島内のスーパーなどでも販売されます。

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