不適正な事務処理 市職員を戒告処分

佐渡市は6月1日、事務処理を長い間放置していたとして40代の主任級職員を戒告処分にしたことを発表しました。

戒告処分を受けたのは、畑野行政サービスセンターの40代の主任級職員です。
昨年6月以降に受け取った自立支援医療助成の申請書類を1年近く放置し、一部書類を紛失するなどしました。

今年4月書類を提出した社会福祉協議会から、結果の書類が届いていないとの連絡があり発覚しました。その際、昨年11月から今年3月にかけて受け付けた書類を調査したところ、申請者に連絡が取れず保留したものや、そのまま放置したものも15件見つかりました。
この職員は、以前にも書類処理の遅延などがあったため、今回の件も併せ戒告とともに主任から主事に降任する処分も下されました。なお、管理が不十分だったとして課長補佐と係長が訓告処分を受けています。
渡辺竜五市長がコメントを出し、今後は上司による業務管理を再度徹底し、複数の職員による確認を行うなど再発防止に取り組んでいきたいとしています。

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