マスターズ水泳で世界選手権出場

佐渡愛泳クラブに所属する3人の選手が、来月福岡県で開催される世界マスターズ水泳選手権に出場することが決まりました。選手らは大会に向け直前練習に励んでいます。

このたび、世界マスターズ水泳選手権に出場するのは、佐渡愛泳クラブ会長の本間吉昭さん、メンバーの安藤夏代さん、そして戸川美久さんです。
3人はそれぞれ日本マスターズ水泳協会が主催する全国各地の予選大会に出場し、公式の標準記録を切り、見事世界選手権への切符を手にしました。佐渡からは初めての出場です。

世界水泳選手権に続いて行われる世界マスターズ水泳選手権大会は、各国の水泳愛好家が泳ぎを競う大会で、今回日本での開催にあたり挑戦したということです。
およそ100の国や地域から10,000人ほどの参加が見込まれていて、本間さんは50m・100m・200m自由形、50mバタフライに、安藤さんは100m平泳ぎ、戸川さんは50mバタフライに出場します。
本間吉昭さん「マスターズ水泳に参加し始めたのがちょうど10年くらい前で、その時に福岡で開催されるこの大会を目標にしてきたので、ようやく念願が成就できるのかなっていうことで、期待と不安で今大会を待っている状況です。」
安藤夏代さん「世界中から選手の人たちが集まってくるので、その人たちと戦えるというのは、すごく楽しみです。今はもうワクワクしかないです。」
戸川美久さん「まさか自分がこんな大きな大会に出れるなんてびっくりしています。まず、トライアスロンに出たくて、そのためには泳がなくてはと思って始めましたが、出来なかったことが少しずつ出来て、記録も縮められていくのがすごく楽しいです。」
3人は先週末に行われたオープンウォータースイミングで1500mの部に出場し、安藤さんは女子の総合で3位、本間さんは60代男子で1位、戸川さんは30代女子で1位と全員が好成績を残しました。世界大会まであと少し、ラストスパートをかける3人に意気込みを伺いました。
本間吉昭さん「世界でこの年代20番以内、悪くても30番以内ぐらいは目指したいと思っています。マスターズはまだまだできるので、この先も精進していきたいと思ってます。」
安藤夏代さん「福岡に世界大会が来ると決まったのが2016年だったんですよね。その時に初めて聞いてからずっと出たかった大会なので、とにかく楽しんで、できれば結果を残してきたいと思います。」
戸川美久さん「いろんな国の選手と泳げるっていうのがすごく楽しみなので、しっかりスタートラインに立ちたいと思います。」
3人が出場する世界マスターズ水泳選手権は、8月2日から福岡県で開催されます。

最新情報をチェックしよう!