とろける甘みのあんぽ柿 生産最盛期

両津地区立野の施設では、柿の加工品「あんぽ柿」の生産が最盛期を迎えています。

両津地区立野にある、障がい者就労トレーニングファームチャレンジド立野では、11月を中心にあんぽ柿生産を行っています。
あんぽ柿は、平種無の渋柿を原料に皮をむき水分をおよそ50%になるまで乾燥させることで生み出される半生のねっとりとした食感と甘みが特徴です。
今日は、職員と利用者が協力して、機械や手作業で皮むきやヘタ取りを行い、最後に乾燥機に並べる作業を行いました。

特に仕上げの作業では、皮のむき残しがないかどうか、作業で出るゴミが付着してないかなど厳しい目でチェックしながら、一つ一つ丁寧に仕上げていました。
チャレンジド立野では、野菜やお茶、豆類などの栽培を行っていますが、利用者の工賃アップのため、お菓子や切り干し大根、菊芋の乾燥チップなど、加工品作りにも力を入れています。
今年は、猛暑の影響で原料の柿の仕入れが少なくなるということですが、新しい機械の導入で生産効率はアップし、出荷は例年同様600パックほどを見込んでいます。

今日皮をむいた柿は、乾燥機でおよそ6日間乾燥させた後パック詰めされ、島内はもちろん島外にも出荷されます。

最新情報をチェックしよう!