菌の力活かした自然農法を学ぶ研修会

菌の力を活かした自然農法を学ぶ研修会がこのほどトキ交流会館で開かれ、参加者は、無農薬栽培に取り組むための土作りの大切さを改めて認識していました。

佐渡市では昨年から生産者を対象に研修会を開催していましたが、有機栽培への理解を深めてもらおうと、この日午前は一般の人が参加して行われました。
講師には、無農薬無化学肥料で野菜作りに取り組む株式会社菌ちゃんふぁーむの吉田俊道代表が招かれました。

福岡県にある菌ちゃんふぁーむは、有機栽培した野菜を販売するとともに、代表の吉田さんが自然農法に共感する人たちに向けた講演などを通して、独自の野菜作りを提案し広めています。
吉田さんは講演の中で、虫は弱っていたり死んだ野菜を食べるとした上で、元気のいい野菜は生きていて、虫は寄ってこないなどと経験で培った持論を展開し、いかに土作りが大切なのかを説いていきます。
虫食いなどを防ぐためには土を発酵させる必要があり、その土壌で育った野菜が美味しく健康に良いと参加者に呼びかけました。
また、土作りに大切な菌の力は、人間の腸内環境にも良い効果をもたらすとし、実際に学校給食で取り入れ、平熱体温の上昇や学習能力の向上に結びついた事例を挙げ、発酵の重要性を力説しました。
講義の後は、会場を園地に移し、土作りの実践が行われました。参加者は、吉田さんの指示を受けながら、スコップを片手に土の盛り方や均し方などを学びます。
身近にある草やもみ殻、竹や木のチップを使った吉田さんの土作りは、有機栽培などに興味関心のある人たちから一種ののカリスマ的な存在になっていて、参加者は真剣な眼差しで学んでいました。
この日は午後に生産者に向けた講演会も行われ、主催した佐渡市では、より有機栽培への理解を深めてもらうためにも、今後も実践を中心にした研修会を継続したいとしています。

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