島内の農業者が市長と意見交換

先週10日、佐渡で先導的に農業経営に取り組んでいる農業者らが一堂に介し、渡辺竜五佐渡市長と意見を交わしました。

この日は、地域農業の振興と青年農業者の育成に取り組む指導農業士と青年農業士、20代から30代の若い農業者で構成された4Hクラブのメンバーなど、およそ20人が集まりました。
会では、始めに渡辺竜五佐渡市長が農業振興について市の方針を述べ、子供達への食農授業や環境教育の活性化、ふるさと納税の返礼品の強化、米や柿などといった特産品のブランド化などを進めたいとしました。
その後、農業者らが市長に意見を話す場が設けられ、農業に興味がある若い移住者などを対象に農家の見学会を開いて欲しい、無農薬商品の販売コーナーをつくり島外の人へのPRを進めていくべきといった要望が上がりました。
また、農業のために移住した人が、失敗したときに受け皿になるような支援体制を整えて欲しいという意見に、渡辺市長は以前から行われていた住む場所や仕事をゆっくり考えるお試し住宅の取り組みをさらに広げ、定住率向上につなげていきたいと話しました。

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