地域一丸で盛り上げる 4年ぶりの羽茂まつり

羽茂まつりが6月15日に開催され、子供から大人まで地域が一丸となって祭りを盛り上げました。

コロナ禍だったことから4年ぶりの開催となった羽茂まつり。オープニングを飾ったのは、羽茂中央青年会の若衆鬼太鼓です。
長いバチで裏太鼓が太鼓を叩き、威勢のいい掛け声とともに素面の人たちなどが太鼓に合わせバチを振るいます。

今年は、祭りを主催していた商工会が統合などの事情により関われなくなり、開催が危ぶまれていましたが、規模を縮小しながらも地元有志や南佐渡観光協会などで組織される、「羽茂まつり再開を考える会」が主催して開催にこぎつけました。
羽茂支所前をメインステージに子どもたちも、祭りを盛り上げます。羽茂小学校の1、2年生およそ50人は、威勢のいい掛け声とともに一生懸命に神輿を担ぎました。
また、羽茂こども園の4、5歳児およそ25人もこの日のために練習を重ねてきた可愛らしい踊りを披露しました。
羽茂本郷の草苅神社と菅原神社の例祭に合わせて行われている羽茂まつりでは、神事芸能も多く見られます。
「大獅子」をはじめ子孫繁栄や五穀豊穣などを祈願した「つぶろさし」も披露され、大勢の人たちがカメラを手に祭りを楽しんでいました。
さらにまつりに合わせ、羽茂神輿会による「大人神輿」も披露され、今回は担ぎ手の応援として小木や畑野、佐和田などの地域のほか、金井地区の伝統文化と環境福祉の専門学校の学生なども参加し、威勢のいい神輿が町内を回りました。
そして、羽茂支所前メイン会場で大トリを飾るのは、南佐渡中学校の全校生徒による「総踊り」です。
時折雨足も強まりましたが、生徒たちは、雨に負けず威勢のいい掛け声とともに迫力ある踊りで祭りを盛り上げました。
8団体およそ200人が出演した羽茂まつりのステージ。多くの人たちが久々の賑わいを楽しんでいました。

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