高田由紀子さん 佐渡を舞台にした新作発売

相川出身の児童文学作家、高田由紀子さんの佐渡を舞台にした5作目の作品が先月発売されました。

今回高田さんが新たに執筆したのがバレーボールを題材にした作品「金色の羽でとべ」。
佐渡のバレーボールチームの少年たちが全国大会を夢見て奮闘する熱い友情物語です。

中学校でバレーボール部だった経験から、子ども達にチームワークの難しさや面白さを伝える作品を書きたいと思っていた高田さん。
2020年に佐渡高校が全日本バレーボール高等学校選手権大会、通称春高バレーに出場したことに感動し、物語の題材に決めました。
しかし、春高が終わった途端にコロナ禍になったことで思うように取材活動ができず、昨年の夏ようやく佐渡での取材が叶いました。
高田さんは、佐渡高校バレーボール部の練習を見学する中で、小学生と中学生と高校生が一緒にコートに入りながら練習するところがすごく印象的だったそうです。
背が低い子も、後ろでレシーブしている子も、アタッカーだけじゃなくて、みんなが羽を持っているんだということを伝えたかったので「金色の羽でとべ」というタイトルにその思いを込めました。
高田さんは、現在も佐渡を舞台にした作品を執筆中だということで、今後も物語を通して佐渡の人たちの魅力を伝えていきたいとしています。

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