青少年赤十字登録式 畑野小児童が平和へ思いよせ

5月8日、畑野小学校で青少年赤十字登録式が開かれ、児童らは戦禍ウクライナの現状と赤十字の現地での活動を学び平和へ思いを馳せました。

青少年赤十字は、児童・生徒が赤十字の精神に基づき世界の平和と人類の福祉に貢献できるよう、様々な活動を学校教育の中で展開しています。

今回の登録式は、児童が青少年赤十字の一員としての自信と誇りを持ち、気づき考え実行するという態度で学校生活を送ることができるようになることを目的に開催され、この日は児童のほか、佐渡市内の小学校の校長らと保護者などが集いました。
登録式では、各学年を代表する児童が青少年赤十字の一員として署名し、誓いの言葉を唱和して気持ちを引き締めました。
その後は、日本赤十字社新潟県支部の講師による戦禍ウクライナの現状と赤十字の現地での活動を学ぶと題した講演が行われました。
赤十字創設者であるアンリ・デュナンが提唱した戦争中であっても守らなくてはならない最低限のルール、ジュネーブ条約の無抵抗の一般市民、病院への攻撃の禁止、赤十字に関連する機体への攻撃の禁止などが解説され、同時にその原則が守られていない現状が説明されました。
また、戦禍ウクライナで衣食住が脅かされていることなど、ウクライナの人々が抱える問題について説明し、人命救助など赤十字の現地における活動を紹介しました。
児童は、赤十字の活動指針に触れ、平和のために今自分にできることは何かを考えるきっかけを得たようでした。

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