道遊の割戸を背に食と文化を堪能

道遊の割戸をバックに、佐渡産の食材を使った有名シェフの料理と伝統芸能を楽しむ野外ガストロノミーが開催されました。

9月14日に開催されたこのイベントは、インバウンド消費の拡大を目的とする観光庁の補助金を活用した事業で、島外や海外からの観光客など17人が参加しました。
料理はアメリカの複数のミシュラン星付きレストランで腕を振るい、日本の食材や文化に魅了され日本に移住したシェフのタイラー・バージズ氏が手掛け、佐渡の食材を使用した全7皿が提供されました。
バージズ氏は、地域の食材を最大限に活かすことを信念に、これまで多くの国でイベントを成功させていて、今回のイベントではおよそ3ヶ月前に佐渡を訪れ、食材の選定などの準備を進めてきました。
メニューには「のどぐろ」や「佐渡牛」、「いごねり」などが並び、参加者たちは地元食材を活かした創造的な料理を堪能していました。
イベント中には佐渡の伝統芸能である「相川音頭」や「鬼太鼓」が披露されました。参加者は料理を楽しむ傍ら、その独特のリズムと舞に魅了されているようでした。
佐渡の食文化と芸能を余すところなく体験できたこのイベントは、佐渡の魅力を国内外に発信する貴重な機会となったようでした。

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