盛山文科大臣が「佐渡の金山」を視察

世界遺産

10月9日、盛山正仁文部科学大臣が佐渡を訪れ、佐渡の金山の関連資産を視察しました。

9月の内閣改造で新たに就任した盛山正仁文部科学大臣が視察を前に市役所本庁を訪れ、花角英世県知事、渡辺竜五市長と面会しました。
盛山正仁文部科学大臣「引き続き新潟県や佐渡市、そして関係省庁と連携をいたしまして、佐渡の金山の文化遺産としての素晴らしい価値が評価されるよう、世界遺産への登録実現に向けて全力で取り組んでいきたいと考えております。」
森山大臣が佐渡を訪れるのは今回が初めてで、10月10日は半日かけて西三川砂金山や史跡佐渡金山など、佐渡の金山の構成資産を視察して回ったということです。

渡辺竜五市長「改めて現場を見ていただきましたが、江戸時代に金を作るという、あれだけの技術を持っていたというその高いレベルの土木事業も含めて、そういうものをいろいろお話しされてました。皆さんの熱い想いを国にぶつけていかなければ、国だってそんな簡単に動いていただけないので、我々は国と一緒に何としても達成するんだということで取り組んでいくというのは、知事ともずっと話をしてるところです。」
佐渡の金山は、今年8月末に諮問機関イコモスの現地調査が終了しています。今後は、イコモスが、来年1月末までに行う中間報告を経て、来年春頃に評価結果がユネスコに勧告される予定です。ユネスコはイコモスからの勧告を踏まえ、来年夏頃をめどに開催される世界遺産委員会で登録の可否を審議します。
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