本に親しむイベントが6年ぶりに開催

6月17日、18日の2日間、本とアートを楽しむイベント「ハロー!ブックス」が6年ぶりに開催され、参加者がイベントを通じて本やアートの魅力に触れました。

これまでは赤泊地区の旧川茂小学校で開催されていましたが、今回は、小木の町並みの魅力も知ってほしいと山本土産店を総合受付とし、小木図書館、ゲストハウス花屋などを会場に、小木町の町並みを巡りながら様々な催しが開催されました。
こちらは、ゲストハウス花屋で開催されたチャンキー松本さんによる紙芝居ショーです。絵本作家や切り絵アーティストなど様々な顔を持ち、メディアなどでも活躍するチャンキー松本さん。
この日は、チャンキーさん作の豆腐と味噌汁のケンカを臨場感たっぷりに読み上げます。

そして、参加者には、切り絵のプレゼントも。その技が光るパフォーマンスで会場を盛り上げました。
チャンキー松本さんは、「本離れの世の中になってきておりますので、僕も絵本作家の一人として紙の手触りとかそういうのを含めて本を楽しんでもらえたらなと思っております。」と語り、このイベントへの期待を寄せていました。
一方、小木図書館では、日本そして世界で活動する大道芸人おじゃるずが「小木の図書館を読む」と題してパフォーマンスを披露。絵本の読み聞かせ、大道芸のパフォーマンスのほか、小木の広報誌を紹介する催しも。
小木図書館の広報紙の保存状態の良さや、紙の情報を保っておくことの難しさ、重要さなどについて力説しました。
そのほか、展示会やワークショップ、飲食ブースもあり、参加者は思い思いに会場を巡っていました。
今回の「ハロー!ブックス」は小木の町を本の国に見立て、参加者は本の国のパスポートを持っていろんな人や本と出会いながら、自分のパスポートを作り上げていくことをイベントのコンセプトにしたそうです。
「ハロー!ブックス」には、6月17日、18日の2日間でおよそ450人が参加したということです。

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