揚島水族館リニューアル デジタル技術駆使した施設に

観光

尖閣湾揚島遊園内にある揚島水族館がリニューアルし、デジタル技術を駆使して様々な海の生き物が楽しめる施設に生まれ変わりました。

相川地区北狄にある揚島遊園。
切り立った崖が特徴的な尖閣湾のすぐそばに位置し、船の中から海中の様子が覗ける海中透視船が楽しめる観光地として知られています。

その一角にあった揚島水族館をリニューアルし、今日プレオープンしたのは「あげしま海のでじたる館」です。
設備の老朽化などを理由に館内を一新したでじたる館には生きた魚はおらず、もともとあった水槽を生かして設置されたスクリーンに60種類ほどの3Dの魚たちが映し出されています。
イラストは、人気YouTuberのさかな芸人ハットリさんが担当。
特徴を捉えながら、かわいさも持ち合わせたイラストがスクリーンの中をところせましと泳ぎます。
また、施設内にはタッチパネルを操作すると水深別で泳ぐ魚が表示されるスクリーンや、透視船から見える海の様子を撮影したショートムービーが楽しめるコーナーも設けられています。
さらに建物の2階には、もともとあった漁具などの展示を縮小し、wi-fi環境と電源を備えた休憩スペースも新設。
後は、コワーキングスペースとしての活用も検討していきたいとしています。
揚島遊園では、週末から始まる大型連休で8,000人ほどの来訪を見込んでいるということです。
「あげしま海のでじたる館」は、明日本格オープンします。
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