夏の果実 桃の収穫最盛期

夏に旬を迎える桃とネクタリンの収穫が、新穂地区で最盛期を迎えています。

新穂長畝の須田農園では、桃や柿、リンゴやさくらんぼなど、減農薬にこだわった農法で果樹を栽培しています。
夏には、桃4種類とネクタリン3種類を収穫していて、今年は合わせておよそ4トンの出荷を見込んでいます。

現在収穫の最盛期を迎えているのは、桃の品種「あかつき」です。肉厚でしっかりした食感が特徴の人気品種です。
須田勝洋さん「古い品種なんですけど、長年栽培されてるって事は、それだけしっかりした品種で、信頼できる品種なんだと思いますね。糖度も高いです。」
須田農園では、痛みを防ぐため、果実の温度が上がらない朝8時頃までに収穫を終え、その日のうちに出荷するということで、今日も一つ一つ丁寧に収穫時期を見極めながらも、手際よく収穫していました。
須田勝洋さん「かなり暑い日が続いてるもんですから、若干、高温障害が見られます。梅雨明け以降、雨が降ってないので、糖度はかなり高くなってると思いますので、味については申し分ない出来だと思います。」
また、桃の仲間のネクタリンも今が旬です。桃にある表面の毛がなく、果肉がしっかりしているのが特徴のネクタリンは、甘味が強くジューシーと評判の品種「黎明」が島内の生産の中心です。
贈答用などとして人気が高い桃やネクタリンは、新穂地区では現在6軒ほどの農家が出荷をしているということで島内を中心に出荷されます。

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