八幡で30万本のチューリップ見ごろ

佐和田地区八幡にある石井農園のチューリップ畑では、およそ30万本のチューリップと2万本のスイセンが見頃を迎えています。

ここ佐和田地区八幡の石井農園では、4か所合わせて、80アールの圃場で新潟県オリジナルの品種「恋心」を中心にオランダ産の「ピンクダイヤモンド」「フレミングパーロット」「カナディアンリバレーター」の4種類のチューリップを栽培しています。
特に人気の品種「恋心」は種をまいてから販売までおよそ20年かかるそうで、石井農園では15万本もの淡いピンクの絨毯が楽しめます。
新潟県は、チューリップの切り花出荷量が全国1位で県の花にも指定されています。
八幡はかつて県内最大級の球根の生産量を誇り、昭和44年には130人もの生産者がいましたが、今年から島内では石井農園の石井孝良さんただ一人となりました。
一緒に生産する仲間がほしいとする石井さんですが、まずは多くの人にこのチューリップを楽しんでもらいたいと話します。
地元の人をはじめ観光客など、昨年はのべ3千人が訪れるなど美しい光景を楽しめる石井農園。天候にもよりますが4月21日には「恋心」が満開を迎えるということです。
八幡のチューリップは球根販売のため、赤い「カナディアンリバレーター」は4月21にから、「恋心」は23日から摘果作業が始まるということで、是非その前に美しい光景を楽しみに足を運んでみては如何でしょうか。

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