佐渡産食材の活用法模索 サドメシランサミット

佐渡産の食材を使った料理を提供するサドメシラン認定店を対象に佐渡産食材のさらなる活用方法を模索するイベント、サドメシランサミットが開かれました。

8月22日と23日、佐渡産食材の販路拡大や地産地消の推進を目的としたイベント、サドメシランサミットが新型コロナ感染拡大以来4年ぶりに開かれました。
佐渡市では、佐渡産の食材を積極的に取り扱う島内外の飲食店や旅館などを「サドメシラン」として認定し、認定店には、希望の食材を優先的に調達したり、旬の食材の情報を提供するなどの支援を行っています。

これまでイベントは、主に生産者と認定店が商談を行う場として開催されていましたが、今回は、佐渡産食材のさらなる魅力を発掘しようと佐渡産食材を使ったイタリア料理が認定店や一般客およそ100人に振るまわれました。
料理は東京都で活躍するイタリアンシェフが手掛け、食材には佐渡牛やキジハタ、佐渡産の桃などが使用されました。
一般客「すごく美味しい。佐渡牛を久しぶりに食べたら味わいがあっていいし、キジハタもすごく桃とマッチングしてて美味しかった。これはもっともっと広めるべきだと思うね。」
また、イベント前の午前中には、島内の農園や漁港を巡り、生産者と商談するツアーも行われたということです。
参加者らはワインや日本酒と合わせて料理を楽しみながら、ほかの参加者と交流する中で佐渡産食材の新たな魅力を探っているようでした。
新潟市のサドメシラン認定者「佐渡牛がクセのない美味しい味だと思いました。こちらを取り入れてみたいなと思っています。生産者の熱い想いをすごく感じましたし、映像で見るのと自分が実体験するのは大きな違いがあると思うので、今日は本当来て良かったなってすごく思いました。」
サドメシラン認定店は、令和5年7月1日現在、島内外で121店舗となっていて、佐渡市では令和8年までに150店舗に増やすことを目標に今後も取り組みを続けていきたいとしています。

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