佐渡市役所 デジタル活用目指しリーダー任命

佐渡市役所内でのデジタル技術活用を目指し市職員らがデジタルリーダーに任命されました。

佐渡市では、市役所内部の連携や情報共有を図りながら、デジタル技術の活用やICT情報通信技術関連業務を推進するため佐渡市職員17人をデジタルリーダーに任命しました。
今回任命された17人は、20代、30代が中心で、いずれもデジタルリーダーに立候補しました。デジタルリーダーは各部に1人以上配置し、紙での情報管理など所属内の慣例や習慣の見直しなどを行います。

また、デジタルリーダーたちが定例会などでの情報共有で連携を図ることで全庁的なデジタル技術の活用による組織の変革が期待されています。
この日は、渡辺竜五市長が代表者2人に職務命令書を交付し、デジタル技術の活用などについて理想と考えることを実現するために頑張ってほしい。それが市民の幸せに必ずつながるなどと職員らを激励しました。
荒井史織さん「身近な業務を、少しでもデジタルの力で変えていきたいと思って立候補しました。自分の身近な業務にデジタルを取り入れて効率化であったり、業務をやりやすくなるような環境を作れたらと思ってます。最終的にはそれが市民サービスの向上につながればと考えてます。」
齋藤凌さん「去年入庁したんですけど、その際に佐渡市のデジタル化がちょっと進んでないなって思いまして、自分がその力になればなと思いました。職場だと紙を使うことが多くて、もうちょいパソコンを使えば、ペーパーレスになるのかなと思ったり、職場のPCスキルがあまり高くないっていうこともあります。」
渡辺竜五市長はデジタルリーダーに対して、前例主義にとらわれず佐渡市民のための行政サービスにイノベーションを起こしてほしいと期待を語りました。
今回任命されたデジタルリーダーは、令和6年3月末までの任期で各部でデジタル技術の推進を図っていきます。

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