佐州おーやり館で水引アクセサリーなどの展示会

結婚式のご祝儀袋などで知られる飾り紐「水引」。その水引を使ったアクセサリーなどの展示が相川羽田町の佐州おーやり館で開催されています。

花やトキなど様々な形に結ばれた色鮮やかな水引。
この展示会は、相川地区達者に住む水引作家の佐藤真由美さんが日本の伝統文化である水引を身近に感じて欲しいと初めて開催したものです。
会場には、佐藤さんが現在まで制作した作品25点が展示されています。
水引アクセサリーを作り始めて、今年で8年目だという佐藤さん。
きっかけは、自身の結婚式だと言います。
佐藤さんの作品の出す淡い色は、実は花や木から採った自然の色。
こちらは佐藤さんの地元、相川地区達者の桜の枝を長時間煮てとった染料で染められていて、木の色に近づけるため、作業は3週間ほどかかったそうです。
手染めをすることで、時間とともに色が変化し作品を長く楽しんでほしいという佐藤さんの願いが込められています。
作家として活動をはじめて1年が経ったという佐藤さん。
今後は、様々な年代の人が水引に親しむきっかけを作りたいと、ワークショップや講座の開催を計画しているということです。
佐藤さんが制作した水引作品の展示は、今月30日まで佐州おーやり館で開かれています。

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