今月佐渡市に着任した国際交流員の辞令交付

市政

佐渡市に今月10日、新たに着任した国際交流員が市長から辞令の交付を受けました。

昨日26日、市役所で渡辺竜五佐渡市長から辞令書を手渡されたのは、佐渡市の国際交流員に新たに着任した中国出身のラズグリ・アイムザさん29歳です。

ラズグリさんは、市長や幹部職員らに挨拶をし、宿根木を訪れた際に佐渡の自然の美しさや食べ物のおいしさに驚いたことなど、これからの佐渡の暮らしにワクワクしている様子で話していました。
市長からは、観光面で日本人が気づかない点を教えて欲しいなどと期待が寄せられました。
観光振興課に所属するラズグリさんは、2018年7月に卒業した中国の大連外国語大学で4年間日本語を学び、社会人となってからは、中国の日系企業で日本語通訳や日本語学校の教師として働いていました。
働くなかで日本人の勤勉さなどに惹かれたことから、いつか日本で働きたいと思っていて、中でも佐渡は、文化や自然の豊かさが魅力と話しています。
ラズグリさんは、1年の任期で外国人旅行者がより観光しやすくなるための提案をしたり、中国文化を佐渡に伝えたりするなど、幅広い分野での活躍が期待されています。
佐渡市の国際交流員は、2021年9月に着任したアメリカ出身のホルム・アリサさんとラズグリさん合わせて2人となります。
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