佐渡と首都圏を結ぶ航空路開設が期待されている地域航空会社トキエアが、9月9日に佐渡空港の離着陸を想定した調査飛行を実施しました。


この機体は、今年4月に新潟空港に到着したATR42-600で佐渡線への乗り入れが想定されています。


また、重量制限の面から、乗客の人数や運行管理者が佐渡空港にいないことから離発着の管理面での課も挙げられ、気づいたことをしっかり協議し、1人でも多くの乗客が乗れるように検討していきたいとしました。

平成23年度から不定期便の就航が始まった新日本航空も、県や佐渡市から支援を受けたものの、平成26年3月には佐渡空港から事実上撤退しています。
それ以来、佐渡空港は定期便が就航しておらずトキエアによる就航再開が待ち望まれていました。


調査飛行は、当初3月末までとされていた佐渡空港での飛行訓練が延期され、8月に実施予定だったものの荒天のため伸びていたものです。
早期の就航が期待される首都圏便も含め、今後の動きが気になります。