いじめ見逃しゼロ目指す講演

畑野小学校児童がいじめ見逃しゼロへ向けて、コミュニケーション大切さを学びました。

7月5日、畑野小学校にお笑いコンビ、できごころの秋山朋信さんとオダニハジメさんがやってきました。
これは、新潟いじめ見逃しゼロキャラバンの一環で、児童生徒や教職員等に対していじめ防止などを呼びかけることで、全員でいじめを見逃さないという気運を高めることを目的にしたものです。

できごころの2人は県内の小中学校などで、笑いを通じてコミュニケーションの大切さを分かりやすく伝えることで、いじめを見逃さないための講演を行っています。
講演内で行われた代表生徒によるジェスチャーゲームでは、「相手に『ありがとう』と伝えてください」というジェスチャーがなかなか伝わりません。
できごころの2人は、このジェスチャーゲームを通じて「ありがとう」や「嬉しい」などの気持ちは、言葉にしないと伝わりにくいことを説明し、大事な言葉ほど口にしたり、文字にしたりして相手にしっかりと伝えて欲しいと呼びかけました。
また、いじめを未然に防ぐコミュニケーションにおいては、日頃から人の良いところを意識して見つめ、伝えることが大切だと訴え、二人一組となり互いの良いところを伝え合う時間を作りました。
できごころの秋山さんは、大人になると照れくささなどで褒め合うことは難しくなるが、人を素直に褒められる大人が一番かっこいいと力説し、子供たちは真剣な様子で聞き入っていました。
講演の最後には、できごころの2人や周りの仲間、そして自分自身への贈り物として全校児童でKiroroの「Best Friend」を歌いました。
オダニハジメさん「自分と違うところを認めた方が豊かになると思いますし、そういったことを認めることでコミュニケーションが潤滑に行くと思うので、その辺を伝えたいなと思って来ました。子どもたちは話を一生懸命聞いてくれたので、何か一つでも心に残る言葉があったらいいなと思います。」
秋山朋信さん「コロナ禍で人との距離がちょっと離れてしまったので、もっと人との距離が近くなるような言葉が世の中にはたくさんあることを子供たちには知ってもらいたいと思って、そんな内容でやらせていただきました。」
子どもたちは、講演を通じて人間関係を円滑にするためのコミュニケーションの大切さを学んだようでした。なお、畑野小学校では、今後もコミュニケーションを大切にし、自主的な挨拶などを呼びかけていくそうです。

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