「島球児たちの夏」佐渡総合高校

7月6日に開幕する、第105回全国高等学校野球選手権新潟大会に出場する、島内の高校野球部を紹介するシリーズ島球児たちの夏です。シリーズでは、3回に渡り3校の野球部をご紹介します。今回は佐渡総合高校です。

今年の佐渡総合高校ナインには、昨年の夏の大会に出場した主力選手5人を中心としたメンバーが揃います。
中川翔主将「1年生が入ってきても先輩・後輩関係なく、何でも言い合える元気なチームです。自分たちは守備が課題なので、自分たちがエラーしても打って勝つということを目標にしています。」
昨年は現在の3年生が新たに3人入部し、冬場は長打力を身につけるための練習に取り組んできました。相手投手に打ち勝つことを目標にまずは1番から3番バッターがしっかりと塁に出ることで4番につなぎます。
チームの2番は、昨年の夏の大会を経験する3年の和田正樹選手。内野の要としてサードを任されているほか、ピッチャーとしてもチームを引っ張ります。
和田将輝選手「自分の前を打ってる人も、自分の後ろにいる人たちも自分よりもいいバッターなので、そういう人たちに繋ぐために自分がアウトにならないで、チャンスを拡大させたり、自分が作ったり、つなぐ役割をしていけたらなと思います。」
3番はチームの中で唯一の2年生、本間晃平選手です。長打も狙えるバッティングと俊足を活かした外野の守りでチームをけん引します。
本間晃平選手「自分は足が早いと思うので、塁に出たら次の塁を狙う走塁をしたいと思います。1・2番が塁に出てくれるので、本塁に返せたらいいなと思います。攻撃では打って、守備ではエラーなく勝ちたいです。」
そして4番を任されているのはキャプテンの中川翔選手。高い長打力とキャッチャーとしての広い視野を持ち合わせ、攻守の要として試合の鍵を握ります。
新チームとして日は浅いものの、学年関係なく切磋琢磨しあえる雰囲気と、冬場に培った打撃力を武器に試合に臨みます。

佐渡総合高校野球部は、初戦、新発田農業高校と対戦、勝利すると昨年決勝までコマを進めた強豪、帝京長岡高校との一戦が待ち構えます。

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