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食いしん坊が行く!両津地区 自家培養酵母を使ったパン屋
食いしん坊が行く!両津地区 自家培養酵母を使ったパン屋
2024年2月24日
パン
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移住
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起業
ふわりと
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両津地区
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パン
アナウンサーが島内の飲食店などにお邪魔する「食いしんぼうが行く!」今回は、両津地区に昨年できたパン屋をご紹介します。
こちらは、佐渡中等教育学校に行く坂を登ってきたところです。こちら舟見町入口と書かれた看板の右手に見える、あちらの1階が木目調になってる建物か隠れ家的小さなパン屋です。それでは行ってみましょう。
パンとお菓子の店「ふわりと」は、昨年9月末にオープンしました。
朝11時にオープンし、早い時で午後1時には売り切れになることもある今注目のお店です。
店に並ぶパンは全て店主の齋藤絵梨さん一人で作っています。
齋藤絵梨さん「当店のパンは、主に国産小麦を使用していますが、佐渡産の全粒粉なども使用していて、塩味とか甘みはそんなに強くしていない、わりと優しい味に仕上げています。」
パンの特徴を聞いたところで、早速おすすめの自家製粒あんぱんをいただきます。
もっちりしていて、あんこの甘みが直ぐに口の中に広がります。程よい甘みのあんこは、なぜ自家製なんでしょうか。
齋藤絵梨さん「一般的には、あんこ屋さんから仕入れると思いますが、そうすると水飴が入っていたり、食感が硬めだったりして、自分の思うあんぱんに使うにはちょっと違うなと思ったので、自分で調整して炊いています。」
続いていただくのは「パンドミ」いわゆる食パンです。
それではいただきます。しっとりしているんですけど、もっちり感もしっかり感じられます。ほんのり甘くて、ちょうどいい甘さです。
こちらは、きび砂糖とはちみつを使用していて、上白糖やグラニュー糖のシンプルな甘さと違ったサトウキビならではの味が程よい甘みにつながってるそうです。
最後にパンを膨らませるために欠かせない酵母を使ったチョコレートマフィンをいただきます。
すごく口当たりがしっとりしているマフィンです。こんなしっとりしたマフィンは初めて食べたかも知れません。そんなに濃いチョコレートではなくて、程よい甘さにブルーベリーとチェリーの甘酸っぱさがしっかりとマッチしています。
パン作りで斉藤さんは、自身でヨーグルトや植物から酵母を起こす自家培養酵母を使っています。発酵に時間がかかるということですが、ゆっくり時間をかける分しっとり感や旨味成分が増えるそうです。
定番のパンからおやつに嬉しいお菓子まで、幅広く揃えるパン屋ができたことに地元の人も喜んでいます。
出身地の長野県でパン作りに携わってきた斉藤さんは、パートナーの祖父が佐渡在住ということで移住してきました。新天地で新しいことに挑戦したいと始めた「ふわりと」はオープンから4ヶ月が経ちました。ゆくゆくは、2階にカフェスペースも設ける予定だというお店の今後について伺いました。
齋藤絵梨さん「小さなパン屋らしく周りの家の方々、地元の方々に通っていただけるような親しまれるパン屋になっていけたらいいと思います。」
海が見える景色も特徴のパンとお菓子が並ぶ「ふわりと」は、毎週、火曜日、木曜日、土曜日が営業日です。
営業時間は、午前11時から午後6時までですが、売り切れ次第閉店となります。詳しくお店のInstagramをご確認ください。
ふわりとには、駐車場があります。お店とは反対側の坂を登った左手にある看板を目印に奥へ進みます。ふわりとと書かれたブロックがある場所に2台駐車することができます。
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