新穂中野球部20年ぶり北信越へ 初の全国出場目指す

7月1日から福井県で行われる、北信越大会に出場する新穂中学校野球部が初の全国大会出場に向け練習に励んでいます。

新穂中学校野球部は5月27日、ハードオフエコスタジアムで行われた第40回記念全日本少年軟式野球大会新潟県予選に出場。決勝で十日町市立南中学校野球部を8対1で下し優勝、県代表として北信越大会へ駒を進めました。
中学生の甲子園とも言われるこの大会で新穂中が北信越大会へ出場するのは、2003年以来20年ぶり、島内勢としては、平成17年の佐和田中学校以来18年ぶりとなります。

新穂中学校野球部の軸となるのは、キャプテンでエースの3年土屋太偉哉選手。コーナーを丁寧につくストレートを中心に、三振も狙える変化球で相手打者を打たせて取るピッチングが持ち味です。
打撃では1番から5番バッターまでの上位打線で点を取っていくのが新穂中野球部の得意とする攻め方です。
4番を打つ山本新太選手は、バッティングではもちろん、キャッチャーとして守備でもチームを牽引します。
クリーンアップを中心として得点を狙うのが新穂中の得意とする攻め方ですが下位打線も、出塁率が高くどこからでも点を狙えるのも強みです。
川岸嵩明監督が普段から準備と確認を徹底的に意識したという固い守りで、県大会でも勝利を重ねてきました。また、監督は離島であるが故の遠征のハンデをプラスに捉え、試合前日から試合に入るまでのの時間を選手たちが共有することによって、士気が高まると話していました。
シード校の新穂中野球部は7月2日、福井県営野球場で行われる第1試合で長野県の松本国際中学校と福井県越前市の南越中学校のうち前日の試合に勝利したチームと対戦します。

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