新穂中でSDGsフェス 研究成果を発表

12月1日、新穂中学校で生徒たちが自分たちでSDGsについて調べた成果を発表する「SDGsフェス」が行われました。

今回2回目のSDGsフェスは、生徒たちが興味を持ったSDGsに関する課題に対して、その解決策を実践し発表する場です。
この取り組みは、総合学習の一環で行われたもので1年生から3年間をかけて、地域や地球の課題を洗い出し、その解決策を考え実践します。
新穂中学校のこれら取り組みは先月「独創性と先駆性を兼ね備えた教育活動」として博報堂教育財団の実施する博報賞に選ばれました。

発表では、班ごとに自動車よりも環境への負荷の少ないEVスクーターについて調べたことや、建設会社有限会社麻布組が取り組む清掃活動などの地域貢献活動を調べたことなどを発表しました。
また、佐渡の特産柿の皮を使ったジャムやお菓子のレシピも紹介されました。
当日は、実演での発表も行われ、地球環境のためにできることとして、普段は捨ててしまう牛乳パックを利用して雑貨を作った班、買い物バッグとして風呂敷を使おうと風呂敷の結び方を実演する班など、様々な発表が行われました。

また、ペットボトルキャップを使ったアートの製作実演も。見学に来た人たちも楽しんでSDGsに触れることができたようです。
実行委員会の生徒「リサイクルとか牛乳パックをただ捨てるだけではなくて、色々なことに使えるって言うことを知りました。SDGsに関する情報を調べていくうちに、どんどん分かってきて、SDGsってすごくいいことなんだなって思いました。」
左京淳一先生「学校の中にいると分かったような気になっちゃうんですけども、外に出るとこれだけ違いがあり、自分たちがあんまり見てない世界あるというのが結構見れたんじゃないかなと思います。外部を見て、それから外部に発信をする。こういう活動ができたのは、良かったのかなっていう気がします。」

新穂中学校の岩﨑校長は、今回学んだことで終わりではなく、これからの生活に活かして、ほしいと生徒たちに語りかけていました。
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