佐渡総合生徒考案の給食 食育活動も

佐渡の海藻の活用などについて、学習している佐渡総合高校の生徒が考案した海藻のメニューが12月13日、島内の8つの小中学校などで給食として提供されました。それに合わせ畑野小学校で佐渡総合高校の生徒が食育活動を行いました。

12月13日、生徒たちが考案した海藻メニューが島内の小中学校、特別支援学校の計8校で提供されるのに合わせ、畑野小学校に訪問したのは佐渡総合高校 生活・福祉系列の3年生5人です。佐渡総合高校では、昨年から海藻の利活用について考えるプロジェクトに参加するなどして、佐渡の海藻について学習しています。
この日は、児童たちへの普及活動として、海藻に親しんでもらおうと海藻にちなんだ絵本を読み聞かせで紹介したほか、海藻の消費量が増えれば、島内での生産量も増え地球温暖化対策にもなると紹介し、体にも地球にも良い海藻をたくさん食べてほしいと呼びかけました。
給食として提供された生徒たちが考案したメニューは、昆布とあらめの海藻が入ったキーマカレー、昆布そうめんとツナの大根サラダ、ながもの豆乳スープです。使用されたのは全て佐渡産の海藻です。

児童たちは海藻について理解を深め、メニューを味わっていました。
児童「汁物に入ってた海藻が好きで、おいしかったです。」
佐藤伊吹さん「おいしくできてよかったと思います。みんな楽しそうに聞いてくれてメニューを考えて良かったなって思います。」

冨永美華さん「海藻プロジェクトで、私たちが実際に海藻に触れて海藻を好きになったので、子どもたちにももっと海藻の良さを知ってもらいたいと思ってやってきました。すごくおいしいですし、なんか懐かしい味がしました。」
生徒は普及活動を通して、佐渡の海藻の可能性を改めて実感したようでした。
最新情報をチェックしよう!