交通安全意識向上に向け高齢者の安全教室

交通安全を学び意識付けをしてもらおうと、このほど高齢者を対象に交通安全教室が開催されました。

この交通安全教室は、佐渡市と新潟県警佐渡警察署、一般財団法人佐渡地区交通安全協会などが中心となって開催したもので、高齢者を対象としたこの日は5人が参加しました。
参加者はまず、認知機能や運動機能を測定します。新潟大学交通安全サポーター「NUTS(ナッツ)」から説明を受け、画面に表示される数字を順番に押したり、椅子から立ち上がるスピードや力強さなどを測定しました。
参加者は、認知機能や運動機能は、横断歩道の歩行など交通安全に関わる機能だと説明を受け、自分の測定結果と年代別の平均値を比べるなどしながら、結果を確認します。

また、新潟県警により「渡り上手くん」を使って、安全な横断方法について指導が行われました。
「渡り上手くん」は、立体的で没入感のある映像で実際の道路環境を再現し、足元のステップで歩行スピード、帽子についたセンサーで測定者の視点を捉えた上で、道路での目視での確認時間や回数などが測定されます。
今回の体験会では、ライトをつけている車とつけていない車が混在する夕方を想定した映像で信号機がない横断歩道での歩行をシミュレーションしました。参加者らは、自身のリプレイ映像を見ながら、目線の動きや左右確認の頻度を確認し、県警の担当者から横断の際の視点のくせや気をつけるべき点について指導を受けていました。

新潟県警の担当者は、特にこれからの時期は、運転者、歩行者、双方へ注意を呼びかけています。
富澤保和交通課長「日暮れが早くなっておりますので、夜に外を歩くのであれば、反射材をつけていただきたいと思います。また、車を運転する時は早めのライトも点灯を心掛け、道路走る時は、人がいるものだと思って走っていただきたいと思います。それから、お願いしたいのは自転車のヘルメットの着用です。残念ながら新潟県は、ワースト1位ということなので、なんとか着用率をあげたいということで皆さんにお願いをしてる最中であります。横断歩道停止率、これも全国ワースト1位ということでありますので、横断歩道に差し掛かる横断者がいたなら、一旦必ず止まるというのを励行していただきたいと思います。」
佐渡市内では、速報値で1月1日から昨日までに38件の人身交通事故が起きていて、怪我人は41人となっています。このうち、高齢者に関わる事故が多い傾向にあることから、佐渡警察署は特に高齢者へ注意を呼びかけています。

参加者らは、今回の活動を通じて自らの運動機能の特徴などを知り、交通に対する意識を高めていました。
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