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伝統
400年以上続く伝統の相川まつり
400年以上続く伝統の相川まつり
2024年10月21日
伝統
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地域
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文化
相川地区
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伝統
10月19日、400年以上の歴史を持つ相川まつりが行われ、様々な神事芸能が奉納されました。
このまつりは相川市街地を中心とした地域の総鎮守である善知鳥(うとう)神社の例祭で、江戸時代から続く佐渡の秋祭りです。
毎年10月19日に行われ、今年はあいにくの雨の中5つの地域団体が神社の境内に集まり始め、それぞれ芸能を奉納しました。
神輿を担ぐ相川棒組が蔵からおよそ650kgの神輿を出しました。年男の選ばれた一人が棒組の中では最高の栄誉である鳳凰を神輿に取り付けます。
その後、朝から各町内を門付けして回っていた2つの地区で行う獅子組や豆まきを行う大工町太鼓組、ほら貝組や下戸下り羽会などが神社に到着すると、それぞれお祓いを受け拝殿や神輿の前で芸能を奉納しました。
最後に武者がなぎなたで威勢よくしめ縄を切ると、各組が町内へと門付けに出ます。
ほら貝の音が響くと続くようにして神輿の担ぎ手の「ちょうさや ちょうさや」と威勢の良い掛け声が聞こえてきます。
棒組の神輿には「シテ」と呼ばれる所作があり、これは前に進む前にその場で3回から5回ほど前後に動くことで相手に敬意を表します。
担ぎ手は神輿の重さに苦しそうな表情を浮かべながらも、一生懸命担いでいました。
そのほか、下戸下り羽会の子どもたちなどが、相川地区の街を元気に太鼓と笛の音を響き渡らせていました。
まつりは夜10時頃まで続き、神輿は善知鳥神社へ戻り祭りは幕を閉じたということです。
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