(株)メニコンがトキ環境整備に寄付金

コンタクトレンズの総合メーカー(株)メニコンが、自社商品の売り上げの一部をトキの環境整備に役立ててもらおうと、この度、佐渡市役所を訪れ寄付金を贈呈しました。

寄付金贈呈のため、市役所本庁を訪れたのは、株式会社メニコンの田中英成代表執行役会長らです。
(株)メニコンは、コンタクトレンズの洗浄液の開発中に、偶然食物繊維を分解するバクテリアを発見し、これを環境事業の取り組みに活用しようと稲わら分解促進剤を開発しました。

佐渡市がトキの野生復帰に取り組んでいることを知り、売り上げの一部を2011年から毎年、佐渡市トキ環境整備基金に寄付しています。
贈呈式では、田中代表執行役会長から渡辺竜五市長に寄付金20万円の目録が贈呈され、渡辺市長からは、感謝状とトキのパネルが贈られました。
株式会社メニコンの田中英成代表執行役会長は、順調に増加しているトキが、今後も佐渡の観光の目玉になっていく中で、観光客にはトキを面白がって見るだけではなく、トキが絶滅した歴史を知り、自然環境保全の重要性を学んでほしいと話しました。
(株)メニコンによる佐渡市トキ環境整備基金への寄付総額は、今回を含め250万円で、寄付金はトキの餌場づくりやボランティア支援などに使用されます。

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