金井地区尾花で小正月行事 とうらやさん

1月14日、金井地区尾花で小正月行事の「とうらやさん」が行われました。

「とうらやさん」は正月飾りなどを燃やし、無病息災や家内安全を祈るもので「どんど焼き」とも呼ばれています。
金井地区尾花では、50年以上小正月の1月15日に近い日曜日にとうらやさんが行われていて、この日は訪れた人は、高さ15mほどのやぐらとともに燃やすしめ縄や書き初めなどを持ち寄っていました。
尾花集落のとうらやさんは、中央町内会、尾花東町内会、中津町内会、木戸沢町内会の4つの町内会が協力し実施されています。

その年の年男や年女、厄年の人などが火付け役となり、わらや竹で組んだやぐらに火がつけられると、やぐらはバチバチと大きな音を立てて勢いよく燃え上がりました。
訪れた人たちはその光景を見つめ、良い1年になるように願っていました。
燃えたやぐらが崩れると、住民たちは残り火でイカや餅を焼いて頬張っていました。

藤井正毅会長「尾花の場合は、尾花の中央会でまとめてやってるもんですから、意外と大きめに用意してやってます。最近は燃え残りが多いもんですから、昔はもっと大きかったんですけど、ここ4年ぐらいは規模を小さくして焼くようにしています。穏やかな年になればと思っております。」
集落で50年以上続くとうらやさん。尾花町会では、こうした地域の伝統行事を残し続け、住民同士のつながりを深めていきたいとしています。

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