金井コミセン調理室でそば打ち教室

今年4月に完成した金井コミュニティセンター内の調理室で、このほどそば打ち教室が行われました。

金井コミュニティセンター内、1階の会議室を改装し、今年4月1日から共用が開始されている調理室を活用しようと金井地区公民館が主催し、このほどそば打ち教室が開催され、金井地区の住民10人が集まりました。
講師は、金井新保の児玉繁さんで、そば好きが高じおよそ30年前から自分でそばを打ち島内各地でそば打ち教室を行っています。

児玉さんは「そばは生き物。手荒に扱うと拗ねたり怒る。水の量などを間違えなければ、大抵はうまくいく」などと、自分の考えるそば打ちの方法を参加者に伝えながら、見本を見せそば打ちは進んでいきました。
また、参加者も児玉さんの話を聞きながら、楽しそうにそばを打っていました。実は、金井地区公民館が主催する調理体験はおよそ15年ぶりで、市民がこの調理室を使用するのはこの日が初めてです。
これまで金井地区には、市民が気軽に活用できる調理室がなく、伝統文化と環境福祉の専門学校内の場所を借りていましたが、授業や休みの際には使用できなかったことから、あまり活用されていませんでした。
そういった理由から、いつでも活用できる調理室を整備して欲しいと市民から要望があり、佐渡市では金井コミュニティセンター内に調理室を作りました。
しかし、その調理室の存在をあまり知られていないことから、多くの人に周知し活用してもらいたいと、金井地区公民館がこのほど調理体験を企画しました。参加者らは、地元での体験を通し住民同士の交流も楽しんでいました。
参加者「とても綺麗な調理室があって、いろんなものが充実していて良かったです。なかなか自分一人でおそばをつくるのは難易度が高いので、色々教えてくださるとありがたいですし、またいろんな人とも交流ができるのでいいなと思いました。」
その後参加者らは、打ち立てのそばに舌鼓を打ち、自分たちで作る喜びや楽しさを感じているようでした。
また、金井地区公民館では、市民の健康寿命延伸や交流の場として、今後もこういった調理体験などを企画したいとしています。金井コミュニティセンターの調理室は最大40人まで、どなたでもご利用いただけます。子供会などは無料で使えるため、地域の交流の場として活用してみてはいかがでしょうか。

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