農林水産省サポートチームが被害確認

8月6日からの大雨による農地の被害状況を把握するため、8月8日、農林水産省のサポートチームが佐渡を訪れ、渡辺竜五市長とともに羽茂小泊の圃場を視察しました。

農林水産省北陸農政局の職員らで構成されるサポートチーム「MAF-SAT(マフサット)」は、農地や農業用施設などが被災した際、災害対応などで人手が不足する自治体に変わって被害状況を調査したり、復旧計画について助言することで早期復旧が行えるよう支援する組織です。
この日は、サポートチームの職員7人が渡辺竜五市長と羽茂小泊の棚田を訪れ、8月6日からの大雨による被害の状況を確認しました。
羽茂小泊の棚田では、法面の崩壊や田んぼへの土砂の流入など、20か所で被害が確認されています。
現地では被災した農家が圃場の状況について説明し、一刻も早い復旧を願っていました。
佐渡市では8月8日の正午時点で農地や農道、水路などで合わせて47件の被害が報告されています。
今後は市とサポートチームが連携し、補助金活用の検討などを含めた復旧計画について話し合いを進めていくということです。
大雨の影響で全面通行止めとなっていた主要地方道両津真野赤泊線の上川茂地内と主要地方道佐渡一周線の沢崎地内は交通規制が解除されています。

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