秋の味覚「おけさ柿」出荷本格的に

佐渡の秋の味覚「おけさ柿」の本格的な出荷が始まっています。今年は昨年に比べ出来も良く、関係者らは高値での取引に期待を寄せています。

10月13日、羽茂大橋のまるはおけさ柿選果場では、本格的な出荷スタートに合わせ開所式が行われました。
式で挨拶に立ったJA佐渡の竪野 信 代表理事理事長は、集まった職員や協力員を前に、今年は昨年と比べ生育は順調なので、皆さんの手で良いものに仕上げ市場に出していただきたいと話しました。
JA佐渡によると、今年は寒暖差が少ないため色付きが遅れ、カメムシ被害も昨年よりも多かったものの他の産地より影響は少なく、大きさ食美など全体的に良好だということです。
また、出荷量は猛暑となり日焼けの被害が出た昨年と比べ、羽茂と両津の選果場を合わせておよそ200トン多い4,200トン程度を見込んでいるということです。
本格的な出荷スタートとあり、この日選果場では職員や協力員が慌ただしく作業にあたっていました。現在出荷されている早生品種「刀根早生」は今月下旬まで続き、主力品種「平核無」は今月下旬から11月下旬まで出荷される見込みです。

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