真野小児童が曽我さんと署名活動

拉致問題

12月10日、北朝鮮による拉致被害者の救済につなげようと制作された映画の上映会の参加者へ向け、真野小学校の5年生が曽我ひとみさんと一緒に署名の協力を呼びかけました。

曽我ひとみさんとともに署名活動に参加したのは、真野小学校5年生13人で会場の金井コミュニティセンター前では、署名を呼びかける手作りのチラシを配りました。
この活動は、10月に拉致被害者に関係する3つの地域で行われた拉致問題の学習成果を発表する子どもオンライン会議で、真野小学校の5年生が今後の活動として自ら企画宣言したものです。
子どもたちは訪れた人たちに署名に協力してもらえるよう、懸命に呼びかけていました。

また、宣言した今後の活動の中にあった啓発ポスター17点とチラシ8種類も展示され、問題解決を呼びかける力強い言葉が書かれた作品からは、児童たちの解決への願いが伝わります。
この日のために5年生36人が手分けをしてポスターとチラシを作成したということで、署名活動に参加した子供たちは一生懸命に活動に取り組んでいました。
児童「拉致された人たちが、一刻も早く日本に帰れるようにという思いを込めて作りました。拉致された人々を必ず全員取り戻したいです。」

また、この日上映された映画「めぐみへの誓い」は、拉致被害者救出につなげようと2020年に製作されたもので、今なお帰国が叶わない横田めぐみさんの拉致された当時の様子や北朝鮮での生活が描かれています。
曽我ひとみさん「児童のみなさんに会うのを楽しみにしていました。大変ありがたく思っています。緊張したとは思うのですが、とてもいい経験になったと思います。学校でもこのような形で啓発のためにもっともっとこの輪が広がってくれることを心から願っています。政府に対しては、これまで以上に努力をしてほしいということを強くお願いしたいと思います。それぞれの国の方と連携できるところは連携して、少しでも良い案を持ってこの拉致問題が1日も早く解決できるよう心から願っています。」
拉致被害者の救出を願う署名は、この日上映会に参加したおよそ140人分が集まったということです。
最新情報をチェックしよう！