現代アート作家 市橋太郎さんが佐渡市に絵画寄贈

佐渡出身の現代アート作家 市橋太郎さんが、11月に開庁した防災拠点庁舎の完成を記念して佐渡市に絵画を贈り、11月9日に寄贈式が行われました。

佐渡市防災拠点庁舎を訪れたのは、現代アート作家 市橋太郎さんです。
市橋さんは、防災拠点庁舎の完成を記念して佐渡市に3点の絵画を寄贈しました。
市橋さんは1940年に下新穂で生まれ、小学5年生の時に絵に興味を持って以来、夢中で絵を描き続け30代で絵の制作に専念するため渡米し、現在はニューヨークと佐渡の2拠点生活で制作に励んでいます。

ワシントンの日本大使館や成田国際空港で個展を開いたり、海外紙で取り上げられたりと、市橋さんの芸術性は国内外で高く評価されています。
寄贈された絵画は、市橋さんがこれまでに描いたものの中から選ばれ、2階応接室に飾られた絵は、日本海を見ている時の感動を描いた作品の一つで、落ち着きのある青色を基調とした、どこか佐渡を感じられる絵となっています。

そのほかに3階の廊下と1階にも作品が展示されていて、市民が利用する窓口にある1階の作品は、意識的に黄色を使って華やかで力強い作品に仕上げたということです。
市橋太郎さん「佐渡市でこんなに強烈な喜びは、なかったような気がします。本当に光栄であり嬉しいことです。」
渡辺竜五市長「世界で活躍されている市橋さんの絵を飾ることによって、多くの市庁舎においで頂くお客様に楽しんで観ていただき、何かを感じてもらえればこの島の文化を深めることに繋がると思っています。」

2階応接室に飾られている市橋さんの絵画は、応接室を利用していない場合に限り、秘書広報課の秘書係にお声掛けいただければ見られるということです。
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