河原田小児童がカキの種付け体験

9月25日、河原田小学校の児童が地元の産業を学ぼうと佐和田地区の沢根でカキの種付けを体験しました。

この取り組みは、地域の特産や漁業への関心を持ってもらう事を目的に、沢根漁協がおよそ15年前から行っているもので、この日は河原田小学校の3年生28人がカキの種付けを体験しました。
児童たちはカキの稚貝がついたホタテの貝殻を、カキ棚につるすためのロープに取り付けていきます。
児童らは体験したことのない作業に苦戦していましたが、漁師からアドバイスをもらったり、他の児童の作業を見学たりしながら楽しんで取り組んでいました。

さらに船で沖にあるカキ棚へ向かい、自分たちで種付けしたロープを海の中へ入れる作業も体験。
揺れる船を楽しみながら、カキの成長を願っているようでした。
そのあと、漁師への質問の時間では、「カキの性別をどう見分けるのか」「カキは何を食べて育つのか」などと興味深そうに質問していました。

山田和敏委員長「今日の体験は28人ですけれども、毎年やっていて15年経ちますんで、そろそろその子らの中から、海の仕事をしてみたいと言う人が出てくればそれが一番ありがたいです。」
今日種付けしたカキは、3年ほどかけて大きくなり水揚げの時期を迎えるということです。

最新情報をチェックしよう!