民意を反映した教育行政推進に向け総合教育会議

佐渡市の教育の課題や方向性を共有し、民意を反映した教育行政を推進することを目的とした佐渡市総合教育会議が開かれました。

佐渡市総合教育会議は、市長、教育委員会、教育委員の他、関係する課などが参加して開催されました。初めの議題として子供たちの教育について、主にキャリア教育の視点から議論が交わされました。
委員からは、小中で行われている佐渡を学ぶキャリア教育が、高校は県の管轄になることもあり続けていくのが難しい。部活動の地域移行が進められようとするなか、継続して放課後などに佐渡の文化や自然などを学べる施設を作ったらどうかという意見が出ました。
また、別の委員からは、大学進学後に佐渡に戻ってきてもらうには、佐渡が魅力的である必要がある。キャリア教育と合わせて、魅力的な地域づくりに努める必要があるといった意見が出されました。
それに関し渡辺竜五佐渡市長は、魅力的な地域づくりの一つとして多様な働き方があることが大切である。ビジネスコンテストなどを通し、島内に多様な職種や、新しい働き方を創り出していきたいとしました。
会議では、SDGs未来都市計画に向けた認識が共有されたほか、小中学校の再編統合計画の協議会実施の進捗について報告されました。令和5年度の計画としては、5月までに対象の学校で1回目の再編統合協議会を開催するとしていて、その後は協議の状況に応じて、年6回ほど再編統合協議会の開催を予定しています。
最新情報をチェックしよう!