新穂ダムで景観を復活させようと桜植樹

新穂ダム湖畔の桜の美しい景観を復活させようと新穂地域づくり協議会のメンバーらがダム周辺で桜の植樹作業を行いました。

この取り組みは、老木が増えてきている新穂ダムの桜を復活させようと、新穂地域づくり協議会が主体となって平成29年から行っているもので、6回目となった今年は、協議会メンバーなどおよそ20人が参加しました。
あいにくの雨となったこの日は、成長が早く丈夫で管理がしやすい桜、ジンダイアケボノ20本の植樹のほか、桜の木に絡んでいるつるの除去や枯れた枝の伐採なども行いました。
ここ新穂ダム湖畔には、およそ2,000本のソメイヨシノが植えられ、過去には桜の時期に合わせて祭りが盛大に行われていました。

しかし、市町村合併を機に行政の財源問題などから、桜の整備が行き届かない状態となっていました。
参加した人たちは、また美しい桜が咲き誇る新穂ダムの景観を取り戻したいと、一生懸命に作業に当たっていました。
参加者「将来また桜がきれいに咲いて、地元の子どもたちが『きれいだな』って思えるような感じになればと考えながら植えました。」

齋藤真一郎さん「今年で6回目になりますが、やっと半分ぐらい終わったところなので、あと6,7年かかると周囲4kmの堰堤に桜が植えることができるかなと思ってます。あと10年ぐらいで見頃になるのかなと思ってます。まだまだ先の長い取り組みになりますが、色々な方の参加をお願いしたいと思います。」
作業後にはとん汁とおにぎりが参加者に振る舞われ、冷えた体を温めながら桜が彩る新穂ダムの景観に思いを馳せ会話を楽しんでいました。
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