子ども探検隊 農業支える水を学ぶ

8月5日、農業用ダムの役割などを通じて、佐渡の農業を支える水について学ぶイベントが開催されました。

「子ども探検隊2023~田んぼの水はどこからくるの~」は、佐渡の基幹産業である農業に必要な農業用水利施設への理解を深めてもらおうと新潟県の主催で開催され、この日は小学生とその保護者15人が参加しました。
参加者らは、はじめに新潟県の職員らの案内のもと、赤泊地区上川茂の外山ダムに訪れました。

外山ダムが東京ドーム2個分を満たすほどの量の水をためることができると説明を受けた後、参加者は普段は立ち入ることができないダム施設の中を見学し、田んぼへ届く前の水がどのように管理されているのか説明を受けました。
また、その後、羽茂大橋の田んぼへ移動し、先ほど見学したダムで管理された水がどのようにして、田んぼまで届いているのかを学びました。
子どもたちは、地中のパイプラインを通じて運ばれてきた水を、給水栓を実際に動かし、田んぼに水を届けるなどして水の流れを観察しながら、興味深そうに見学していました。
喜多村耕佑さん「これから農業を担う若手がどんどん減ってきてる中で、こういったイベントを企画しながら、将来を担う小学生とか若い方々に農業の大切さを知っていただいて、少しでも興味が湧いていただければ、今日のイベントの意味があったのかなと思います。」
子どもたちは、普段は立ち入ることができない施設の見学などを通して、農業と水の関係の理解を深めたようでした。

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