大野亀のカンゾウをバックに地元芸能を披露

カンゾウと地元の芸能を、多くの人に楽しんでもらうイベントが6月11日に両津地区願の大野亀で開催されました。

佐渡両津海府観光協会は、佐渡の景勝地である大野亀に咲き誇るカンゾウを、多くの人に楽しんでもらうため、SNSなどに写真を投稿すると、カンゾウの苗などがもらえる「佐渡大亀カンゾウWEEK」を5月28日から開催していました。
その最終日となる、6月11日には、地元の小中学生や団体による芸能披露が行われ、大野亀の特設ステージでは、内海府小中の児童生徒による「海府太鼓」や「海府かんぞう太鼓」の音が力強く響いていました。

また、地元の鷲崎亀翔会による芸能や、鷲崎鬼太鼓保存会の子どもや大人の鬼太鼓なども披露されました。
例年この時期は、「佐渡カンゾウ祭り」を開催していましたが、地域住民らの高齢化やコロナ禍で中止が続いたことから、祭りの存続が難しくなりました。
しかし、子供たちの練習披露の場を確保したいと、今回開催されました。訪れた人たちは、そんな地域住民たちが守る伝統芸能などを、カンゾウが咲き誇る大野亀をバックに楽しんでいました。
また、この日は、内海府小中学校の児童生徒によるオリジナルのステッカーやカンゾウの苗の販売が行われ、売り上げの一部がカンゾウの花の保全活動のために使われるということです。

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