園児が舞踊を通して日本文化学ぶ

園児たちに日本の心を学んでもらおうと、おととい17日、金井地区吉井本郷にある吉井隣保館で園児たちが日本舞踊と礼儀作法を学びました。

日本舞踊を教わったのは、吉井隣保館に通う4歳児と5歳児の9人です。

講師は舞踊団体朱鷺さなえ会を主宰し、島内外で日本舞踊や民謡を教える両津出身の朱鷺さなえさんです。
朱鷺さんは、近年グローバル化が進む中、園児に日本の文化を身につけることで世界に通じる人になってもらいたいと、今回初めて保育園で舞踊体験を行いました。
朱鷺さんの踊りを見た園児は、「日本舞踊を体験したいか」問いかけられると「はい」と元気に手をあげました。
桜の造花を持った子供たちは、日本舞踊の手や足の使い方を教わると、桜をテーマにした音楽に合わせ丁寧に踊っていました。
また、朱鷺さんは、日本の所作の一つである正座をする子供が減っていることや声を出して返事ができる子が少ないことを心配していて、大切な文化や意思表示も身につけもらおうと礼儀作法についても教えました。
また、子供たちにとっても、両親や先生以外のおとなと触れ合うことで刺激があったようです。
吉井隣保館では、今後も月に一度、園児たちに日本舞踊や礼儀作法を教えてもらうため朱鷺さんを招く予定です。

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