品質の良いいちごの生産目指し 目合わせ会

いちごの本格的な出荷を前に、基準などを確認する目合わせ会が先週6日に開かれました。

この目合わせ会は、品質の良いいちごの出荷に向け、生産者の意識を向上させようと年に2回行われているもので、JA佐渡管内のいちご生産者10人が集まりました。

初めにJA佐渡や青果市場の担当者から、今年のいちごの生育状況について説明がありました。
青果市場の担当者は、気温が高い日が続きカビが発生しやすいため、ハウスの温度管理に注意することや、ダニ類、アブラムシの駆除の徹底を呼びかけました。
また、市場の情勢について「食品の値上げラッシュにより、全国的に果物の価格が上がっている」「その値上げによって果物の需要が下がっていて、いちごの売れ行きが良くない」と説明されました。
その後、この日持ち寄られたいちごを前に色や大きさを確認し合い、品質の良いいちごの生産に向けて意識を高めていました。
佐渡島内では現在「越後姫」が全体のシェアの99%を占めています。
JA佐渡は、高品質ないちごを出荷できるよう、天候や市場情勢に注意しながら生産に努めていきたいとしています。

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