サドテレビfunについて
プライバシーポリシー
お問い合わせ
CLOSE
CLOSE
HOME
伝統
博物館の研究成果語る講座
博物館の研究成果語る講座
2025年2月3日
伝統
,
学び
,
文化
,
歴史
両津地区
,
佐和田地区
60View
伝統
佐渡博物館では「博物館カフェ」と題した講座を開催していて、1月29日は初回の講座が行われました。
博物館カフェとは、博物館の研究成果を市民に伝え語り合うことを目的として名付けられた講座で3年目の開催となるものです。
この日は、佐渡博物館館長の池田哲夫さんが両津地区にある羽黒神社の流鏑馬をテーマに講座を行いました。
はじめに、祭りは本来神仏や祖先を祀る行為を指すとした上で、生活の中ではエネルギーが減った「ケガレ」と言われる状態を回復させるのが「ハレの日」に行われる「祭り」であると説明されました。
次に池田さんは流鏑馬について解説します。流鏑馬は元々中世の武士のたしなみとされたものでしたが、兵器や兵法の発達で廃れ、神事などの儀式としてその名残をとどめていると紹介されました。
その上で現在は休止されているものの、新潟県指定の無形民俗文化財となっている羽黒神社のやぶさめについて正確な期限こそ不明であるものの、古式が忠実に伝承されているものとして4日間にわたる祭礼の流れを平成5年の映像を用いて紹介しました。
当時の祭りの様子が詳細に記録された映像を参加者らは真剣に視聴していました。
最後に池田さんはまとめとして、祭りは同様の目的を持って地域の意思統一をするきっかけになる行為だと訴えました。参加者はメモを取るなどして、自身の知見を深めているようでした。
最新情報をチェックしよう!
フォローする