公共施設の指定管理状況 委員が評価

佐渡市の公共施設の指定管理状況などを委員が評価する、「佐渡市公の施設指定管理者評価委員会」が7月13日に開かれました。

この会議は、民間事業者が指定管理する佐渡市の公共施設について、学識経験者や市民の代表から選ばれた委員が、管理状況や運営状況を評価するもので、一部非公開で行われました。
今年度は、社会福祉法人佐渡ふれあい福祉会が管理する真野第2保育園、西三川デイサービスセンターと、一般財団法人佐渡市スポーツ協会が管理する佐渡市総合体育館、佐和田テニスコート、佐和田野球場の指定管理期間が最終年度であることから、運営状況や目標達成状況などを評価しました。

評価委員は、利用促進のための具体的な取り組みが実施されているか、利用者ニーズを反映させる取り組みが行われているか、などを話し合います。
その中で両施設の指定管理者からは、新型コロナ感染対策に配慮し、工夫をしながら、利用者に喜んでもらえるイベントを企画したとコロナ禍であっても、積極的な施設運営に努めた姿勢を示しました。
委員からは、真野第2保育園、西三川デイサービスセンターについて保育士や介護士などの人手不足が課題となっているが、人材確保や定着率の向上に向けどういった工夫がされているかという指摘がありました。
一方、スポーツ施設については、これまでの事業の充実化を図ることに加え、新たに取り組む事業を増やすことを検討してみてはどうかなどの指摘がありました。
佐渡市は、今回の会議で出た意見を参考に、次の期間の指定管理者の募集を行い、今年秋頃に選定委員会を開くということです。

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