佐高生徒が円盤投げでジュニア五輪へ

佐渡高校陸上部の1年生が円盤投げで、10月20日から開催されるジュニアオリンピックカップに出場します。また、来週から開催される北信越大会には、4人が出場を決めました。

佐渡高校陸上部は、現在1、2年生およそ60人で活動をしていて、目的意識を持ちお互いに高め合いながら、日々の練習に励んでいます。
この度、円盤投げでJOCジュニアオリンピックカップ第54回U16陸上競技大会に新潟県代表として出場するのは、1年生の濱辺力也さんです。
濱辺さんは、8月に開催されたジュニアオリンピックの県代表を決める2023十日町夏季記録会の男子U16円盤投げで優勝し、全国への切符を手にしました。

濱辺力也さん「その時は、まだ実感がなくて、後々から実感がきましたね。今までの中で一番嬉しかったです。結構緊張してますが、自分が納得できる今までで一番楽しい試合にして、いい思い出ができる大会にしたいです。」
そして、陸上部には、濱辺さん以外にも県上位の実力を持つ選手が多くいます。10月27日に始まる北信越大会には、ジュニアオリンピックに出場する濱辺さんのほか3人の選手が出場を決めています。
男子5000m競歩に出場するのは、1年生の余湖悠星さんです。余湖さんは、9月に行われた高等学校選抜陸上競技大会で3位に入賞。顧問の鈴木先生から素質を買われ、高校から競歩に挑戦してきたそうです。

余湖悠星さん「難しい目標にはなってしまうんですけど、8位入賞目指して学校のためにも新潟県代表として頑張ってきたいと思います。」
そして、男子やり投げに出場するのは、2年生の佐藤蒼一朗さんです。佐藤さんは、円盤投げの濱辺さんと同じく、中学時代野球で鍛えた肩の強さを活かし競技に取り組んでいます。
佐藤蒼一朗さん「とりあえず行けることに安心したんですけど、記録がついてこなかったのか悔しかったです。春のインターハイに向けて、つながるような投げをできるように頑張りたいです。」

そして、男子1500mで出場するのは、10月15日行われた新潟県駅伝競走大会で佐渡市としての過去最高順位の3位に入ったチームのメンバーでもある1年生の髙野佑輔さんです。
髙野佑輔さん「北信越大会では、ひとつでも上の順位で入賞すること、自分としては3分台を目標にして頑張りたいと思います。」
全員が入賞という目標を力強く語ってくれました。円盤投げの濱辺さんが出場するジュニアオリンピックカップは、10月20日金曜日から愛媛県で開催されます。また、濱辺さんを含め、陸上部4人が出場する北信越大会は、10月27日から新潟市で開催されます。
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