佐渡植物園で花菖蒲が咲く

羽茂飯岡にある佐渡植物園では、花菖蒲が今年も花を咲かせました。

佐渡植物園内の花菖蒲園には紫やピンク、白などのおよそ40種類の花菖蒲が咲いています。
例年より咲き始めは少し早かったものの、見頃は例年通りで6月20日頃に迎えました。
この花菖蒲は昭和47年、佐渡植物園設立20周年記念事業の一つとして明治神宮から25種類200株を譲り受けたもので、およそ4年に一度株分けをして今日まで大切に引き継がれてきました。
明治天皇がからだの弱い皇后をいたわって、散策する道沿いに植えられたとされる花菖蒲。可憐に咲く姿は、明治天皇の秘められた想いを体現しているかのようです。
なお、見頃を終えた花菖蒲は、実がなり株に負担がかからないよう、6月26日の午前中に植物園ボランティアによって刈り取られる予定です。
また、遅咲きの品種は3種類ほど残される予定で、現在見頃を迎え6月28日頃まで見られるということです。
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