佐渡の民謡団体が一堂に 佐渡民謡の祝祭

佐渡の民謡団体が一堂に介す佐渡民謡の祝祭が、8月20日に開催され、舞台上で披露される様々な演目に大きな拍手が送られていました。

平成28年から始まった佐渡民謡の祝祭は、コロナ禍での休止を挟み今年で6回目を数えます。今回は18の島内民謡団体とゲストとして太鼓演奏集団「姐樽」と羽茂高校郷土芸能部が出演しました。
祝祭は、姐樽の軽快な樽ばやしの演奏で幕を開けました。
佐渡おけさをはじめ相川音頭、両津甚句など全国的にも有名な民謡のほか、各地域に伝わる七浦甚句や金井音頭など多彩な民謡が披露されました。

金子芳延会と華月湖清美会合同により演舞された砂金音頭は、笹川砂金の歴史を踊りで表現したもので世界遺産登録への願いが込められています。
南部俵積み唄やりんご節など青森県の民謡を披露したのは、羽茂民謡研究会と羽茂民謡こども会の合同チームでにぎやかな舞台が演出されました。
ゲスト出演の羽茂高校郷土芸能部は、今年の全国高等学校総合文化祭で演じた相川音頭、佐渡おけさを披露し、高校生らしいはつらつとした演舞に会場からは、大きな拍手が送られていました。
最後には会場全体を使い、出演者と来場者が一緒に佐渡おけさを踊り、民謡の祝祭は盛況のうちに幕を閉じました。

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