両津吉井小児童 能舞台で成果披露

教育

両津吉井小学校の児童たちが地元の能舞台で能の稽古の成果を披露しました。

あいにくの天候となった7月12日、両津地区にある潟端諏訪神社の能舞台で行われた発表会には、両津吉井小学校の4年生と5年生17人が参加しました。
両津吉井小学校では、地元の芸能を知り、ふるさとへの愛着と誇りを持ってもらいたいと4、5年生児童が総合学習の時間に能学について学んでいます。

宝生流の師範を講師に招き、5月から週に1回程度の稽古を行い、自主稽古も行ってきた児童たちは、それぞれシテと地謡に別れ、仕舞「鶴亀」「羽衣」「猩々」を披露しました。
大雨の中での披露となりましたが、児童たちは保護者や地元の人たちを前に、これまでの稽古の成果を堂々と披露していました。
指導に当たった宝生流師範斎藤美千枝さんは、自主的な稽古など熱心な意気込みを感じた。大人になってこの経験を思い出してもらい、また一緒に稽古ができれば嬉しいと話していました。
両津吉井小学校4・5年生の皆さんは、7月30日に両津地区吾潟の本間家の舞台でも能を披露する予定だということです。

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