両津吉井小児童が地域の特産学ぶ 茶摘み体験

6月22日、両津吉井小学校の児童が地元の特産について学ぼうとお茶畑で茶摘みを体験しました。

茶摘みの衣装を身にまとい、両津地区立野の茶畑にやってきたのは両津吉井小学校の3年生4人です。
3年生は総合学習で地域の特徴を知り、その素晴らしさを再認識しようと地域の特産吉井茶について学んでいます。
潟端地区を中心とする地域では、江戸時代からお茶の栽培が盛んで現在およそ20軒が栽培を行っているそうですが、大々的に出荷しているのは3軒ほどだと言います。
この日は、JA佐渡お茶倶楽部の副倶楽部長を務める田中照夫さんの畑で茶葉の摘み方を教わり、協力しながら茶葉を摘んでいきました。
後半には機械も登場し、児童らも協力しながらどんどんと茶葉を刈り取っていきます。
この日は児童たちの協力もあり、たくさんの茶葉を摘むことができました。
指導を行った田中照夫さんは、児童らの事前学習に感心しつつ、このような取り組みが後継者育成につながれば良いと期待していました。
また、茶摘み体験後には、下横山にあるJAのお茶加工場を見学しました。忙しく動く機械について説明を受けながら、児童たちは興味津々に見入っていました。
また、工場では、入れたての佐渡番茶を試飲しました。
この日の体験を通し児童たちは、地域の特産を改めて知ることができたようです。なお、3年生は今後も地域の特産吉井茶について学びを深め、PRにも取り組む予定だということです。

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